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ひげの一人言 その4 「イヤイヤ期」より「ブラブラ期」・・・

 先日、ヤフーのニュースに興味深い記事がありました・・・
 =川田学氏(北海道大学准教授)が「イヤイヤ期」を「ブラブラ期」と呼び変えてみた。世界の実情にも目を向け、語ってもらいました=・・・という記事です。

 その記事では、「イヤイヤ期」という言葉をよく目にするようになったのは90年代頃からの育児雑誌であった。「イヤイヤ期」というマイナスな呼び方に、2歳児の見方を狭め、影の側面にばかり目を向かされ振り回されている。ブラブラ期という言葉は、チベットの留学生からの着想で、2、3歳児の第一反抗期のような子どもの姿は見たことない・・・2、3歳の子どもは、笑いながら「ブラブラしています。」と話していたそうです。2歳児の躍動的な姿とこの自由な語感が、ピタッと合うように感じた。
 2歳児とは考えてから行動するのではなく、行動しながら考え、大きな目的ではなく、小さな楽しみをつなぎ合わせて過ごす人達・・・例えば、散歩に行っても、すぐに、「こんな所につくしんぼがある」と長い時間楽しんだ後に、今度は「アリがいる」と気づいて座り込んでジーっつと見る。その最中に大人が早く目的地に行こうよと無理やり引っ張ると、泣いて嫌がるでしょう・・・
 「ブラブラ期」呼べば(思えば)、大人がイヤイヤをどう封じ込めるかという消極的な対処ではなく、どう子どもをブラブラさせるかと積極的に考えられるのではないでしょうか。
 現実の日本社会はブラブラ期を拒むものだらけです。…自宅で子どもと長時間1対1で居続ける負担で、ブラブラ期には付き合えません。そうすると子どもは体を動かし足らず、お腹もすかず、眠らない。食べない、寝ないで親子ともにストレスが溜まり、イヤイヤが増幅していきます。

 私も、他に言葉が浮かびませんが、川田氏の「ブラブラ期」の捉え方に共感します。日本では60、70年代に幼少期を送ってきた子ども達にこのイヤイヤ期があったのでしょうか・・・自分自身を振り返ると、戦後の復興で忙しい親は、いろいろな意味で関わろうとしても関われなかった時代ではないでしょうか・・・構ってもらえない分、遊びの中に制限や、否定の言葉が少なく、気がすむまで自分の欲求のまま遊べていたのかもしれませんね。
 発達的なこの時期の育みを思うと、何かに集中して遊ぶ時間と空間が少しでも保障されると、自分で気づく・・・自分で不思議に思う・・・自分で考える・・・そんな小学校に繋がる学びの態度(土台)が身についていく時期なのでしょう・・・ですから、周りの大人からの制限や否定の言葉が少なく、集中して遊べるものが位置づけられている環境であれば、このイヤイヤ期も半減するのではないでしょうか。
 最後になりますが、1歳児半ばから3歳児半ばまでの絵を描く行為は、色や形の表現というよりも、腕を動かし、見立てや意味付けをしながら言葉を発し、体全体で表現することに集中できる遊びです。そこには自分の欲求を満たす要素がたくさん含まれています・・・このような行為をしている時だけでも、周りの大人が制限や否定の言葉を少しでも控えていきたいですね・・・きっと、ブラブラ期に近づきますよ・・・。
                     2歳児のクレヨンあそび
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Author:大きなかたつむり
ちっちゃな子ども達と素敵な出会いをいっぱいしてきた白い髭の大きなかたつむりの一人言です。勝手なつぶやきにちょっぴり立ち止まっていただけたら嬉しいです。

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