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ひげの大きなかたつむりの一人言 その2 穴掘りあそびで学ぶこと・・・

 「わたしの園には砂場がないんです。園庭が全部砂場なのでどこでも穴掘りができます・・・。」
昨年、栃木県のある保育園を訪問した時に、そこの園長先生が言っていた言葉です。確かに、園庭の表面は砂場のようでした。 この園長先生とは別に、「穴掘りは砂場だけだよ!園庭は掘らないで・・・」と言う園長先生の言葉を耳にしたこともあります。
 園によって、園長先生のねらいも違って良いとは思いますが、大切なことは、穴掘り遊びで子ども達が何を学んでいるのかを、園長だけでなく保育教諭間で共通認識しているかどうかではないかと思います。
 私の経験では、穴掘り遊びを振り返ると、雨降り後の水たまりを小さなスコップで一人で無心(情緒の安定)に掘っていたり、工事現場に見立てて、異年齢児の集団で、現場監督をする子、水くみなど使い走りをする子など、社会性(人と人との関わり)を子ども達なりに学んでいたり、穴掘りに水が加わることで、川の流れの高低差(自然の仕組み)を無意識のうちに体験していたり・・・と、そこには小学校の学習に繋がる学びの要素がたくさん含まれています。
 園庭の平らな地面が全て砂場もわかりますが、そこに築山など高低差のある環境であれば、当然子ども達の穴掘りから発展して学びの幅も広がっていきます。逆に、園庭を走り回る時に、穴は危険な場所になると考えるならば、砂場以外の場所に穴掘ることを制限することをねらいとすることもわかります。わたし個人的には、制限するよりも目の前の危険を自分で回避できる力をそこで学んで(育んで)欲しいと思いますが・・・。
 何れにしても、乳幼児期の興味関心は、本当に一生の中で一番強いのではないかと思います。ですから、どんな環境で、どんな遊びを通して、どんなことを学んでいるのか・・・子ども達と教職員で試行錯誤しながら、その遊びを通しての『学びの裏付け(何が育まれるのか)』を明確にいていくことが大切ではないかと思います。
 乳幼児期は、『環境を通しての教育』と言われています。ただ環境を設定するだけでなく、明確な『学びの裏付け』を基にした環境が、子ども達の周りにたくさん生まれてくると素晴らしいですね・・・。
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Author:大きなかたつむり
ちっちゃな子ども達と素敵な出会いをいっぱいしてきた白い髭の大きなかたつむりの一人言です。勝手なつぶやきにちょっぴり立ち止まっていただけたら嬉しいです。

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